○ 青色申告の方が申告がおトク

青色申告

所得の計算をするとき有利に

記帳義務は、煩わしいと言えば煩わしいかもしれません。けれど、その煩わしさに十分に見合うだけの節税効果をもたらして くれます。なぜなら、現行の所得税法には40数項目に及ぶ特典が設けられているからです。 むろん、一人の青色申告者がすべての特典を利用できるわけではないのですが、

ごく基本的な特典をいくつか利用するだけでも税負担率は 大幅に軽減されます。課税の対象となるのは売上から必要経費その他をさし引いた利益からなので、所得額が少ないほど税金が安くなるのは 当然です。青色申告では、この所得の計算にあたり次のような特典が適用されるのです。

○ 家族の給料を必要経費として計上できる。
青色申告の中で、もっとも知られているのが、「青色専従者給与の必要経費計上」でしょう。 自営業では夫婦や親子で商売を営むケースがごく普通ですが、こうした家族従業員に支払った給与を必要経費として計上してよいというのが この特典です。

○ 引当金や準備金を必要経費にできる。
商売をやっていると、売掛金や受取手形が回収不能になるなどのリスクがさけられないので、 こうしたリスクに備えてあらかじめ、一定の比率で貸倒引当金などを必要経費として計上することが認められています。

○ 白色申告より減価償却が有利になる。
店舗や工場などの建物、商売に必要な機械、設備、車両などの固定資産の費用は購入時、一度に必要経費とすることは認めれていません。 税法に定められた耐用年数に従って、毎年一定の金額あるいは比率で原価焼却することになっています。ところが、青色申告では 「割増焼却」や「特別償却」

が認められており、普通より早く減価償却できるのです。当然、その分必要経費も多くなるので、税負担も軽減 されることになるのです。

○ マッサージ代も経費に
肩や腰が痛い場合、接骨院や、整形外科にいって治療するわけですが、 医者の診断書があれば、その治療費は経費として計上することができるのです。

○ 所得から無条件に10万円が控除できる。
青色申告をしていれば事業所得、不動産所得、山林所得の合計から最高限度10万円を無条件に差し引くことができます。 なお、平成5年以降は青色申告の特典の1つであった「みなし法人課税制度」が廃止となり、かわりに一定の記帳義務を 条件に「45万円の特別控除」が新設。したがって、通常の事業所得では10万円ではなく、45万円控除が適用されます。

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